コロナウイルスの影響でなかなか外に出るのが難しいです。Stay homeということで家にいる時間も長くなりました。家の中でゆっくり過ごすのも良いですが、このタイミングですので英語学を始めてみると良いかもしれません。今回は自宅でできる英語学習や、これから始める方向けにおすすめのテキストについてまとめてみました。
どんなことを勉強したらいい?
英語学習には大きく分けてインプットとアウトプットの勉強方法があります。インプットは、単語を覚えたり、文法を理解したりと、新しい知識を仕入れる学習で、アウトプットは会話練習のような、自身の頭の中にある知識を実際に使えるようにする学習です。
現状は外に出るのが難しいので、インプットを中心とした学習を多めにし、アウトプットに備えましょう。また最近はインターネットを使って、家にいながらでもアウトプットをすることができるようになっていますので、取り入れていくと良いでしょう。
おすすめのインプット学習
個人のレベルに合わせて色々な勉強方法がありますが、自宅でじっくり時間が取れるので、基礎力をしっかりと作る勉強がおすすめです。
文法の学び直しをする
会話をすることに重点を置く場合は、あまりマニアックな文法にこだわるのではなく、中学校で習う基礎文法が理解できるようになることが大切です。(基本文法は抑えている!という人は後述のテスト対策などをしながらより高度な文法学習をすると良いでしょう)
以下は中学校文法をやり直すにあたって人気の高いテキストです。内容がシンプルでわかりやすいことはもちろんですが、実際に問題を解いていきながら、理解していける形式となっておりますので、効率的に学習できます。1冊買って一通り解き終われば、会話をする上で不自由のない文法知識を身につけることができます。
将来のTOEICテスト対策をする
この機会にTOEICなどのテスト勉強をしたいという方もいるでしょう。コロナの影響で、TOEICテストが中止になることも起きていましたが、2021年12月時点ではだいぶ落ち着いてきました。
TOEICの勉強をする際は必ずTOEIC試験に特化した単語帳や問題集を使って、多くの問題を解いていくと良いでしょう。
単語帳は「TOEICL&RTEST でる単特急金のフレーズ」通称金フレと呼ばれるものがおすすめです。この本はTOEICで頻出される単語がまとめられており、TOEIC受験者の中では定番中の定番の単語帳ですので、テストを受ける方は、まずはこれを使って勉強するのが圧倒的におすすめです。
前半のページにはTOEICでの基本単語が載っており、後ろのページに行くほど難しい単語になるので、効率的に勉強したい方は、パラパラとめくって、わからない単語がたくさん出てきているページから勉強すると良いでしょう。
ちなみにこの金フレの著者がTEX加藤さんという方なのですが、TOEICマニアとして有名な方です。この方は文法問題集も出していて、こちらもよく売れている問題集です。「金フレ」と合わせて使ってみると良いでしょう。
また最近では英語学習ができるスマホのアプリが増えています。中でも「スタディサプリ」なんかはCMでよく流れていますね。TOEIC対策のコースもありますので、これで勉強してしまうのも一つの手です。月額も3000円前後で、有名講師が英文法の解説をする動画を見れたり、文法問題を解けたりと、このアプリひとつで対策ができるようになっています。7日間の無料体験もできるので、興味ある方は下記より試してみると良いでしょう。
英語の本を読む
テストのための勉強をするのはちょっと、、、、という方はこの機会に英語の本を読んでみるのも良いでしょう。自宅にこもる時間がとれる今だからこそ、じっくりと向き合える読書がおすすめです。辞書を片手にわからない単語を調べながら、少しずつ読み進めていく。時間は結構かかりますが、その分読破した時の達成感は大きいですし、単語力が読む前よりも桁違いに上がります。
個人的なおすすめはハリーポッターシリーズです。内容は分厚いですが、児童向けなので、読みやすい文体で書かれています。また、普段会話をする時に使われる表現がふんだんに盛り込まれているので、実際に会話で使える言葉が学べますし、また映画や日本語訳バージョンを読んだことがある方は内容が理解しやすく、読み進めやすいです。
長いお話なので、全部読み切るのが難しいかもしれません。むしろ全部読めなくても大丈夫です。最初の一章だけ読み切る、などを目標にしても良いでしょう。英語力アップのために、できる範囲でチャレンジしていくことに価値があります。英語版は書店では置いていないことも多いので、欲しい方は下記から購入できます。
またもう少し簡単な内容から始めたい、という方は絵本を使って学習するのもおすすめです。
下記の『 WORLDLIBRARY ENGLISH 』では海外絵本の名作作品の英語版が購入できるようになっています。どんな話を買ったらいいかわからない、という方は下記のサイトから購入するのが良いでしょう。
絵本と合わせてAudio CDがついており、読むだけでなく、聞く学習にも使えます。どの本も1冊あたり2000円程度なので、教材として導入がしやすいのもメリットです。
またお子さんのいらっしゃる家庭だと、英語を子どもと一緒に勉強できるのも楽しい点ですね。
家でもアウトプットできる
自宅だとどうしてもインプット学習のイメージが強いですが、もちろんアウトプットの練習も可能です。IT社会だからこそ最大限に活用して学習を進めていきましょう。
オンライン英会話にチャレンジする
コロナ対策として三密を避けるなど言われているので、英会話学校なども通いにくいですよね。ただオンラインのレッスンであれば、対面でないので、コロナへの不安を気にせず授業が受けられます。ビジネスよりから、日常会話向けまで、今はいろいろなスクールがあるので、自分にあったものをどんどん試してみると良いでしょう。
私も色々な英会話スクールを試しましたが、個人的におすすめだと感じたのはDMM英会話です。オンライン英会話は安い分、レッスンの質などの差が大きいですが、DMMは大手ということもあり、きちんとクオリティが担保されていると感じました。
レッスン料金も月額6480円から始めることができますし、先生も世界120カ国、10000人以上の先生がいることが売りなので、英会話が初めてという方でも気軽に始めやすいスクールだと思います。キャンペーンなども定期的にやっているので、興味のある方はぜひ下記より試してみるのがおすすめです。
英語の日記を書いてみる
英語で文章を書いてみる、というのはアウトプットとしては効果的です。日本語でもそうですが、言いたいことは一度文字に起こしておくと、いざ話す時にスムーズに言葉にすることができるからです。
おすすめなのは、日記を英語でつけてみることです。最近起きた出来事を英語で書く習慣を持っておくと、いざ会話の機会がきた時に、自己紹介や、世間話など、自分でも驚くほどスムーズに英語で話すことができます。日記といっても長く書く必要はありません。一行程度でも構いませんので、自分の感じたことを文字に起こしておくことが大切なのです。
英語でSNS発信をしてみる
上記の日記を英語で書いてみる、の応用ですが、Facebook、twitter、InstagramなどのSNSで英語で文章を打ってみるのも良いでしょう。
自分のコメントもそうですが、日記と違って誰かの発信に対してコメントなどをすることもできますので、外国人のつぶやきなどに、英語でリプライをしてみるのも良いチャレンジになります。そこから自分のコメントに更に英語で返信がきたりすると嬉しいですね。
ただ、相手へのコメントをするときは、受け手が不愉快にならないようなコメントを心がけることが大切です。また文化の違いや文章の翻訳の中で、誤解が生じるリスクなどもありますので、注意は必要です。
まとめ
今回は家の中でできる英語学習についてまとめました。外に出られないのは辛いですが、この状況を逆手にとって家でじっくり学習ができれば力がつくチャンスです。日々忙しいと、英語の勉強をするのが難しいですが、この機会に英語学習とじっくり向き合ってみるのはいかがでしょうか。