TOEICで600点の壁をこえる勉強法!知識とスピードを強化しよう!

TOEICを受験するにあたって、最初の壁は600点だと言われています。この壁を越えるためにはどういった学習をしていくと良いのでしょうか。今回は初めてTOEICを受ける方や、TOEICで600点がなかなか取れない、と言う方がすべき学習方法についてまとめてみました。

TOEICの勉強としてやるべきこと

まずは問題を解こう

一度も問題を解いたことのない方がまずすべきことは、ズバリ問題を解いてみることです。どんな問題が出てくるかわからないと自分の傾向が掴みにくく、見えない敵と戦うことになってしまうので、是非触れてみましょう。

ただ120分の内容ですので、結構長丁場です。本当はきっちりと時間も測ってやってみるのが良いのですが、長い時間を取るのが難しいという方は、最初はPartごとに中断しても良いです。時間もそこまで厳密に気にしなくても良いので、とにかく一回全パートを解ききってみることが大切です。

問題を解いたら、自己採点でいいので何点くらい取れるかを採点してみてください。そこから600点までどれくらい足りないのかを考えることが大切になってきます。

また解いてみると「あれ、以外に簡単じゃない?」と思った方も多いと思います。そうなのです。TOEICはもちろん難しい問題もあるのですが、意外と解きやすい問題も多いのです。

TOEICの難しいのは、問題自体が手も足も出ない、ということではありません。制限時間が非常に短い中で、たくさんの問題に回答をしないといけないことです。時間がたっぷりあれば解けるのに、時間制限があることで、解ききれなくなってしまうため、高得点を取るのが難しいのです。

この辺りは英検と対策の取り方が違うところですね。英検だと時間が足りない、というよりは問題自体が難しい、ということも多いかと思います。

ただ600点を取るためには、TOEICの問題全てを解きれなくても構いません。解ける問題を確実に正解し、解ける問題を少しでも増やしていくことが大切です。

単語を増やそう

TOEIC600点が取れないと言う方は、文章を読むにあたって、わからない単語が多い状態の方が多いです。まずはここを打破していきましょう。 大学受験の時は単語をたくさん覚えていたはずなのに、と落ち込んでしまう方も多いですが、気にやむ必要はありません。

TOEICの単語はビジネスシーンで使うものが多く、普段お仕事で英語を使う機会がないと、馴染みのないものが多いです。ですので今まで学校で使ってきた単語帳からは少し離れて、(もちろん役に立たないわけではないですよ!)TOEICで出てくる単語を絞って勉強できる単語帳を使って、覚えていくことが大切です。

金フレがおすすめ

TOEICに強い単語帳としては「TOEICL&R TEST出る単特急金のフレーズ」が圧倒的におすすめです。通称「金フレ」と呼ばれていますが、TOEIC受験生から絶大な支持を得ています。著者のTEX加藤さんはいわゆるTOEICマニアで、毎回の試験で満点を取り続けながら、問題に出てくる単語を研究し尽くしている方です。そのため、この単語帳に載っている単語やフレーズがテストに本当によく出てきます。TOEICの得点アップが第一の目標の方は、この単語帳は絶対に外せません。

文法問題を解けるようにしよう

またTOEICは文法知識が求められます。リーディングパートの最初の部分である「Part5」は文法知識を問われる問題が多いです。ただそこまで難しい知識は必要ありません。中学3年間プラスアルファの文法知識があれば、600点は得点をすることは十分可能です。

ですので、中学3年間の文法がおさらいできるような問題集を一周解いてみると良いでしょう。下記の問題集は英語学習をやり直すにあたって評価の高い問題集ですので、参考にしてみてください。

また「一億人の英文法」や「EVERGREEN」といった参考書も手元に置いておくと安心でしょう。問題を解くにあたってわからない文法用語や解説が出てきた際には、こういったものを一冊持ってくと、簡単に調べることができるので良いでしょう。

総合英語 Evergreen(エバーグリーン)

リスニングの問題形式に慣れよう

またTOEICはリスニング対策が必須です。TOEICは出題形式やパターンが一定ですので、まずは問題形式に慣れましょう。想定問題集などをたくさん解いていると本番で似たようなシチュエーションの問題がよく出てきます。

また、音として拾える単語を増やしていくことが大切です。そのため、単語を覚える時には必ず文字だけでなく発音も合わせて覚えるようにしましょう。先ほどの「金のフレーズ」は音声を無料でダウンロードできるようになっています。

時間内にたくさん問題を解く練習をしよう

また学習が進んできたら、時間を図りながら自分の中で問題を解くペースを決めていきましょう。TOEICは前述したように一つ一つの問題の難易度はそこまで高いわけではありません。

短い時間で素早く読み取り、瞬時に解いていくスピードが求められる試験なので、練習でダラダラと問題を解いていたら、本番で問題数が解けず、得点が取れません。一つの問題にどれくらいの時間をかけて良いのか自分の中でルールを作っておくことが大切です。

乱暴な言い方をすると丁寧に解きながら時間が足りなくなるパターンよりも、少しばかり解答は適当でも、全部の問題を解ききれた時の方が点数が圧倒的に良いです。わからない問題には、ある程度のところで見切りをつけながら、次々と進んでいく方が高得点が狙えますので、必ず練習の時から時間は意識していきましょう。

まとめ

今回は TOEICで600点の壁を越えるための学習方法についてまとめました。問題形式になれる事、単語や文法など基礎力をつけていくこと、一問にかけて良い時間を決め、問題を解くスピードを上げることが突破の鍵になってきます。よくTOEICは何度も受けていくと得点が取れるようになると言われますが、経験を通して上記のことが身についていくためです。学習は大変ですが、頑張ってください!

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