英語を勉強していたらいつか仕事で英語が使えたらな、と憧れますよね。ただ実際必要になったときは日常会話と違って会話をする上で気をつけないといけない事があります。今回は仕事で英語を使うにあたって大切な点をまとめてみました。
正確性が大切!
仕事で英語を使うときに一番大切なことは相手の言っていることを正確に理解することです。もちろん、スムーズに相手の言っていることを完璧に聞いて瞬時に返答できたら素晴らしいですが、なかなかそう簡単にはいきません。日常会話だと多少会話の内容に聞き違いがあったとしても、勘違いで済みますが、ビジネスの場だと間違えてしまうと大問題になってしまいます。
そのため、お仕事で英語を使うときは、相手の言うことを正確に聞き取ること、またこちらも誤解を与えることのないような、意図がわかりやすい英語を話す事が大切です。英語力に自信のない方であれば、長い文章を話すよりも、短くとも端的な回答をする事が重要です。
自分の土俵に持ってくる事が大切!
また相手にいかにこっちのレベルに合わせてもらう事が言えるかも大事になってきます。よく相手のペースに合わせて英語を話そうとする方がいますが、そうすると相手の言うことを正確に聞き取れなかったり、いい加減なことを言ってしまうので、ビギナーには危険です。
ゆっくり話してもらったり、シンプルな言い方に変えてもらったり、あくまでコミュニケーションが取れる事が大切ですので、少し英語の会話の仕方をシフトする事が大切です。
今回はそんな時に助けになるフレーズをまとめてみました。
ゆっくり喋って欲しいとき
Could you speak more slowly?
Could you speak more slowly?
もう少しゆっくり話してもらえますか。
何言っているかわからん!と思ったら恥ずかしがらず、なるべく早めにいいましょう。最初に相手に自分の力を知ってもらったら、ある程度は相手も合わせてくれます。
相手の言っている事がわかりにくいとき
Could you be more specific?
相手の発言が言いたい事がわかりにくいなと感じたら
Could you be more specific?
もう少し具体的に話してもらえますか。
ということもいえます。シンプルな言い方に変えてもらう事ができます。
「Could you?」は相手に何かをお願いするときの丁寧な言い方ですね。
聞き返すとき
Could you say that again?
どちらも聞き返すときの表現です。「もう一度言っていただいてもいいですか。」という意味になります。別の言い方として「I beg your pardon.」などもあります。
わからないとき
I’m not sure.
わからない事がある時ははっきりと言わないといけません。そんなときは「I’m not sure」がビジネス上の表現としてはいいでしょう。わからない時に「I don’t know」を連発する人がいますが、これはあまりよろしくありません。「I don’t know」は「知らないです」とはっきり言い切るようなニュアンスを与えてしまい、相手に考える気がないと思われてしまうためです。
That’s a good question.
訳すと「良い質問ですね」となりますが、これは池上彰さんが生徒を褒めるような意図ではありません。むしろ、褒めているのではなく、「その質問の答えはすぐにはわからないです。」ということをオブラートに包んで言う時の表現となります。即答できないときは、一度この言葉を伝えて、また調べて後ほど回答する旨を伝えましょう。
断るとき
I’m afraid not.
できないことはできないと伝えなければなりません。ただダイレクトに言うと相手への印象が悪くなってしまうので「I can’t」は避けたほうがいいでしょう。やんわりと言わないといけません。
そんなときは「I’m afraid not.」が良いでしょう。「残念だけど」「本意ではないですが」と言うようなニュアンスを出す事ができます。
確認するとき
confirm
打ち合わせなどの後は、必ず決まったことを確認する事が大切です。
I would like to confirm,,,,
というような表現などで確認できます。
「確認する」と言う単語は「confirm」はよく使いますがその他に「make sure」も使えます。
まとめ
今回は仕事で英語を使う際に気をつけることをまとめました。自分の英語力を客観的に理解し、自分の持っている武器で戦わないといけません。英語も単に流暢であることよりも、短くても正確に伝えられる事、また相手の話し方をうまくコントロールできる事が大切です。