英語の仮定法の作り方!ルールさえ覚えれば作るのは簡単!

今回は英語の仮定法の作り方についてまとめています。仮定法は「if」という単語を使い、「もしも」の話をするという文法ですが、仮定法かそうでないかを区別した上で使うことが必要になります。どういう文章が仮定法となるのか、また仮定法の作り方を記載しています。

仮定法ってなに?

仮定法は「もし~なら~するのになあ」という文章です。「If」を使って文章を作るのですが、仮定法は、実際には起こっていない事柄であるというのが特徴です。例えば、「もし1億円が当たったら仕事を辞めるのに」とか「もしお金持ちだったら車を買うのに」というような現実には起きていない、もしくは起こる可能性がほぼゼロに近い事柄を表現する時に使います。

仮定法じゃない「if」もあるので注意!

ちなみにこの「if」、「もし」の話をする表現、ということ自体は有名なのですが、実は、実際に起こる話も「if」は使えてしまいます。

例えば「もし明日雨が降ったら、家で遊ぼう」というような文章が当てはまります。仮定法は基本的には起こらない事柄である、というのが原則ですのでこれは仮定法とは呼びません。

でも天気予報などを見ていて、明日は降水確率30%、明日どうなるかわからないけど、雨が降る可能性は普通にある、という時にも、「もし雨が降ったら、」なんていう風には言えてしまいますよね。

仮定法は基本的に実際には(ほぼ)起こらないことを話す表現ですので、同じ「もし」の話ではあるのですが、使い方を分けないといけません。ちなみにこの起こる可能性が普通にある時の「if」の使い方を文法用語として直接法と呼んでいます。仮定法とは別の使い方をするんだなと区別をできるようにしましょう。

仮定法の作り方

少し前置きが長くなってしまいましたがここからは仮定法の作り方を説明していきます。

「if」を使うときは、時制の書き方によってが大事ということです。

if以下の文章の動詞が、現在形で書かれていた場合

→仮定法ではなく、直接法。実際に起こりうる話を「もし~なら」という訳し方で伝えることができます。

if以下の文章の動詞が、過去形で書かれていた場合。

→仮定法で現在の話をしています。文法的呼び方としては「仮定法過去」と呼びます。

if以下の文章の動詞が、過去完了形で書かれていた場合。

→仮定法で過去の話をしたい場合。文法的呼び方としては「仮定法過去完了」と呼びます。

仮定法過去

これは仮定法で今現在のことを話す時の作り方です。

「if 主語+過去形、主語+would,could+動詞の原形」

というのが基本の形です。「would」「could」の部分には「might」や「should」も入れることができます。

例としては

If I were you, I would speak to her.

もし僕が君だったら、彼女に話しかけるのになあ。

となります。

上記の例文の場合は、実際に「僕が君になること」は起こりえないことですので、仮定法として表現します。

仮定法の大事な点として、現在のことを表現する場合でも過去形にする、というのがポイントです。「if」を使う直接法(実際に起こる可能性のある事柄)を表現する時と、明確に区別しないといけませんので、仮定法は現在のことは過去形で書くのですね。

あと仮定法特有のルールなのですが、if以下の文章の動詞を過去形に変える時、be動詞は全て「were」になります。「am」や「is」を変化させる時も「was」ではなく「were」を使いましょう。

仮定法過去完了

簡単に言うと仮定法で過去の話をしたい時に使います。仮定法過去が「妄想」としたら仮定法過去完了は「後悔」のようなことを伝える時に便利です。「あの時ああしていたら、ああなっていたのになあ。」というような表現をします。

仮定法は現在のことを過去形で書くので、さらにそれと区別するため過去完了というものを使って表現します。

基本の形は

「if+主語+動詞の過去完了、主語+would,could+have+過去分詞)」

となります。こちらもwould」「could」の部分には「might」や「should」も入れることができます。

過去完了というのは現在完了の過去形となりますので、「had+過去分詞」の形をとります。

現在完了ってなんだっけという方は下記をご参考ください。

英語の現在完了形の使い方!過去〜現在まで流れのある出来事を伝えよう!

仮定法過去完了の文の例としては

if I had studied math hard, I could have passed the exam.

もし私が数学を一生懸命勉強していたら、私はその試験に合格していたのになあ。

というような形です。実際は起こらなかった昔のことを今振り返っているような文章です。上記も後悔の気持ちを表していますね。

その他の仮定法の表現

上記が仮定法の基本的な作り方ですが、上記以外でも仮定法、実際には起きていない話をする表現方法がありますのでまとめてみました。

I wish 〜(〜だったらなあ)

実現することができない願望や後悔を表す時の表現で、後ろに「主語+動詞の過去形」「主語+動詞の過去完了形」を作ることで仮定法を表すことができます。

I wish I were a bird.

鳥になれたらなあ。

「鳥になりたい!」っていうような願望の気持ちを伝えるイメージです。

昔どこかの英会話スクールのCMでこの文章が使われていましたが、将来英語で世界に羽ばたきたい!っていう気持ちをこの言葉で表していました。文法的にも良い文章なので評判が良かった気がします。

他にも

I wish I had studied English.

英語を勉強しておけば良かったなあ。

なんて過去やらなかったことを反省するような文章も作れます。

If only(〜だったらなあ)

これもI wishと同じで、実現することができない願望や後悔を表す時の表現で、後ろに「主語+動詞の過去形」「主語+動詞の過去完了形」を作ることで仮定法を表すことができます。

If only I could speak French.

フランス語が話せたらなあ。

If only I would have gotten married with her.

もし彼女と結婚していたらなあ。

なんて形です。

as if〜(まるで〜かのように

「まるで~のように」という表現です。実際にはしていないのですが、やったかのようにしていることを表現することができます。as ifの後ろに「主語+動詞」の文章をおき、仮定法のルールで、時制を選択します。

例えば

He talks as if he knew everything.

彼はまるで全てを知っているかのように話す。

She gives a presentation as if she had earned $1,000,000.

彼女はまるで100万ドルを稼いだかのようにプレゼンをする。

というような形です。

仮定法は色々なものがありますが、まずは上記のものを覚えていきましょう。

まとめ

今回は英語の仮定法の作り方、直接法との違い、仮定法に関わる様々な表現をまとめました。仮定法は高校英語で学習する単元でもあり、少し複雑ではありますが、覚えておけば、願望や、後悔など日常会話でも使える場面が出てきます。ぜひ参考にしてみてください。

英語の5文型を覚えれば、文章が作れる!
最新情報をチェックしよう!