今回は英語の感嘆文と話法の作り方についてです。感嘆文とは自分の気持ちを込めて強調して物事伝える表現方法で、会話の伝え方を知っておくことで、会話が上手になります。
感嘆文とは
感嘆文とは文頭に「how」と「what」をつけて文章を作ることで、自身の気持ちを強く込めていうことができる文法です。
具体的には「なんと~なんでしょう!」と言う訳し方をします。
「How」や「What」と疑問詞を使っていますが、疑問文ではありませんので、相手にこの文章を話されても質問をされたと勘違いしないようにしましょう。では感嘆文の作り方をみていきましょう。
感嘆文の作り方
Howを使った感嘆文
まずは「How」を使った感嘆文の形を説明します。
基本の形としては「How+形容詞+主語+動詞」の語順で感嘆文を作ることができ、形容詞の部分が特に強調された形になります。
例えばとてもきれいな写真を見た時に、きれいだね!っていう部分を強調して伝えたい時、
普通に言うと
This picture is beautiful.
となりますが、「How」をつけることによって、
How beautiful this picture is!
この写真はなんて美しいのでしょう。
というような形で使うことができます。
「How」+「this picture is beautiful」とをくっつけて、強調したい「beautiful」は「How」の後ろに移動させてあげるだけで完成です。ルールを知っておくと非常にシンプルです。
さらにこの感嘆文ですが、会話文だと、さらに後ろの「主語+動詞」の部分を省略して言うことも多いです。ですので単に「How+形容詞」の形としても使えます。
例えば
How cute!
なんてかわいいの!
とか
How nice!
なんて素敵なの!
などといった形ですね。
形容詞に「How」をつけるだけですので簡単です。すぐにでも使えますし、強調した表現を作ることができるのでオススメな用法です。
Whatを使った感嘆文
もう一つの感嘆文として、「what」を使った形で表現することができます。
組み立て方としては「what+a+形容詞+名詞+主語+動詞」となります。
「How」の感嘆文の違いとしては、名詞の部分を強調したい時に使うことができます。
例えば、彼はとっても親切な少年だ!というように「親切な少年である」という部分を強調して言いたい時に使えます。
「彼は親切な少年です。」と言う文章は「he is a kind boy.」ですが、これに「what」をくっつけてあげることで
What a kind boy he is!
彼はなんと親切な少年なのでしょう。
という感嘆文を作ることができます。
原理としては、「What」+「he is a kind boy」なのですが、
「a kind boy」を「What」の後ろに持ってきてあげましょう。
この「What」を使った感嘆文も、後ろの部分の主語と動詞を省略することができます。
「what+a+形容詞+名詞」という形で表現できますので、
What a beautiful woman!
なんてきれいな女の人なんだ!
とか
what a small dog!
なんて小さな犬なの!
という風に、こちらも簡単に感動を表すことができます。
すごく会話で使いやすい表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
話法とは
もう一つ話法という文法も押さえておきましょう。話法とは人が話していた内容を伝える用法です。話法には、直接話法と間接話法というものがあるのですが、会話の内容を””クオテーションマーク(日本語で言うカギカッコ)を使ってそのまま話すのが直接話法です。
例えば
he said to me,” I am very happy!”
彼は私に「僕はとても幸せだ!」と言いました。
というような形ですね。
それに対して、会話の文章を話し手が自分の言葉として話し直すのが間接話法です。
これは会話を表す、クオテーションマークを使わずに表現します。
He told me that he was very happy.
と言うような形です。
間接話法は客観的な目線で話すようなイメージです。
先ほどの
He said to me,” I am very happy!”
と比べてみると間接話法は、
・said to 人→told 人に変える。
・メインの文章の主語と、会話文の中の主語を揃える。
・メインの文章の時制と会話文の中の時制を揃える。
というルールがあります。たくさん使うことはないかとは思いますが、こちらも覚えておくとよいでしょう。
まとめ
今回は英語の感嘆文、話法の作り方についてまとめました。感嘆文、話法とともに、作り方のルールを押さえておくと文章もスムーズに作成できますので、覚えておきましょう。特に感嘆文は、会話でもすぐに試せる非常に使い勝手の良い文法単元ですので、ぜひ使ってみてください。