英語で相手に同意する時にはどういう相槌を打つと良いでしょうか。「私もです。」というような表現として「Me too」という言い方がありますが、それで全て完結できるのでしょうか。今回は相手の発言に同意する時の反応の仕方についてまとめてみました。
同意文とは
同意文として代表的なのは「Me too.」「私もです。」という表現です。最近は「Me too運動」などハリウッドでも話題になったこともあり、有名ですね。同意の表現としては一番、定番の形です。ただなんでもかんでも「Me too.」だとワンパターンになってしまいます。
同じ言葉を何度も繰り返して使うと、どうしても不自然に聞こえてしまったり、幼稚に思われてしまったりするのでバリエーションを増やす事が大切です。またこういった相槌はたくさん知っておくと人とちょっと差をつけれるところでもあります。
「So do I.」「So am I.」
「Me too」以外の言い方としてまずは「So do I」、「So am I」を覚えると良いでしょう。「Me too」と同じくらいナチュラルに聞こえます。
一般動詞に対して同意する時は「So do I」. be動詞の時は「So am I」で反応します。
例えば、
I like this music.
私はこの音楽が好きだ。
と一般動詞の文章が来たら、
So do I.
私もです。
と返してあげましょう。
また
I am very happy!
私はとても嬉しい。
とbe動詞の文章が来たら、
So am I.
私もです。
と返答できます。
否定文の同意
相手が否定文で話した事に対して同意をする時は「Me too」「So do I」「So am I」などは使わず、別の返答の仕方をするようになっています。(使っても通じるとは思いますが。)
「Me neither.」
否定文が来た時の「Me too」にあたる言葉です。Neitherは「~も~でない」という意味となり、「too」の否定バージョン的な要素があります。
I didn’t study yesterday.
昨日勉強しなかったです。
Me neither.
私も(やってない)です。
というような形ですね。
「Neither do I .」「Neither am I.」
「So do I」や「So am I」と似たような表現ですが、やはり否定文への返しの言い方となります。この「Neither」は「どちらも~でない」というような意味もあります。
I didn’t eat anything.
私は何も食べてない。
Neither do I.
私も(食べていないん)です。
I’m not tall.
私は背が高くない。
Neither am I.
私も(高くない)です。
なんて形が使えます。
「Tell me about it.」
直訳しちゃうと「それについて教えてください。」ですが、他の表現同様、相手が否定文で何かを言った時、それに同意するための相槌を打つ時に使えます。相手がなんか否定的な内容の事柄を言った時に、同調する気持ちを伝える事ができ、すごくナチュラルな言い方です。
It’s not good wether today.
今日は天気が良くないね。
Tell me about it.
ああ、そうだね。
というような訳となります。
ただこの「tell me about it.」ですが、ネイティブに確認したところ、これは相槌として使うには言い方が非常に大切だそうです。抑揚をきちんとつけて言わないと、単に「それについて教えて」と言っているだけになってしまうので、要注意とのことでした。イメージとしてはわかるわかる!というような気持ちを込めて言うとうまくはまると思います。
まとめ
同意をする文章は、英語で大事なことの一つに表現がワンパターンにならないことがあります。特に相槌だったり、相手に反応する言葉は、いくつか言い方を知っておく事で英語が上手に見えてお得です。逆にワンパターンだと不自然に聞こえてしまいます。肯定文を同意するのか、否定文の同意をするのかを分けて、言い方を覚えておくだけでも便利ですね。