ワーホリ経験者語る!これだけは絶対やっちゃダメなこと4選

前回、私がカナダにワーキングホリデーをしたことを書きました。英語は上達しましたし、自分のキャリアを決定づける良い経験だったと感じているのですが、その時の滞在で失敗したこと、後悔していることも当然あります。今回は「英語を上達させたい!」という気持ちを持ってワーホリに行く方向けに、現地でこうなると失敗するよって話をまとめています。

失敗しないワーホリに!これはやっちゃダメ

ワーホリは一生に一度レベルの経験なので、これから海外に行く皆さんには、本当に有意義に過ごしてほしいと思います。留学先でやりたい事はそれぞれ違うと思いますので、絶対的な不正解はないのですが、ワーホリしたら何としても英語ペラペラになりたい!という目的が強い方は、下記の私の失敗をぜひ参考にしていただければと思います。

日本でもできることをしてしまった

せっかくの機会ですので、現地でしかできないことをやらないといけません。にもかかわらず、私は日本人グループの飲み会を断りきれずに参加したり、授業をサボって買い物に行ったりと意思の弱さを随所に発揮していました。思い出す度に自分を叱りつけてやりたい気持ちになります。

しかも私は、滞在最後の1ヶ月は人とも会わず、図書館でTOEICの勉強をひたすらしていたという。。。お金がなかったこともあり、それしかやらざるを得ないという事情もあったのですが、そんなことは日本でもできますし、貴重な時間の無駄遣いだったと思います。もっと現地のネイティブと一緒に過ごして、会話をすればよかったなと今でも反省しています。

日本人と必要以上につるんでしまった

ワーホリでやってはいけないことで、英語が上達したければ、現地で日本人とつるんではいけない、ってことがよく言われます。馴れ合いでずっと日本語を喋ってしまう危険性が出ますからね。ただこれは本当に難しい。私もワーホリに行く前に散々注意され、気をつけていましたが、完全に誰とも喋らないってのはなかなか難しかったです。

というのもワーホリって年間2万人前後の人がその制度を使うため、対象国だと、どこに行っても日本人はいます。特に大都市圏だと街を歩いていると、日本語は絶対にどこからか聞こえてくるレベルです。生活する中で日本人と出会わないようにする、ってのは正直不可能です。

特に最初はみんな語学学校に通うため、そこで知り合ってしまうんですよね。日本人の英会話レベルって似たり寄ったりなので、同じクラスに半分くらい日本人がいるなんてこともザラにあります。

現地で日本人とつるむデメリットは、日本語をずっと話してしまうということが一つですが、もう一つ、ワーホリへの目的意識は人によって違うため、自分のやりたくないことに巻き込まれやすくなる、ということが挙げられます。

これがネイティブや他の外国人留学生同士なら、英語を使うのでまだいいのですが、日本人同士だと、ただ時間を浪費することになりかねません。決して日本人と付き合うことがダメという訳でないですが、流されるリスクが高くなるということです。

目的意識に関しては次のトピックで書こうと思いますが、これをしっかりと持っておかないとなかなか厄介です。

ワーホリでの目的意識が曖昧だった

自分は何のためにワーホリにきているのか、ワーホリの目的が何なのかってのは持っておかないといけません。というのもワーホリには英語上達を第一の目的として来ている人だけではないんですね。

ワーホリを始め、留学にくる人というのは老若男女、色々な人がいます。面接で人と差がつくようなエピソードを作るために来た就活前の学生や、海外で暮らすのに憧れて来たという人、ボランティアをしたいから来たって人などなど。みんな英語が話せるようになりたいな、という気持ちはもちろんあると思いますが、それだけでもないのです。

みんなそれぞれの目的があり、それを達成するための行動をする訳です。そのため自身がワーホリにきた目的と全然違う人とつるんでいると、自分がやりたいことができないどころか、場合によっては足かせになってしまうことすらあります。

例えば私がワーホリをしていた時は、将来の就職活動の面接で、海外経験をアピールしたいという学生が多くいて、彼らは英語の勉強だけでなく、現地での生活中にボランティアイベントを企画したりしていました

彼らは団結した方が目的に近づけたりしますから、むしろ積極的に日本人同士で集まったりします。私はどちらかというと英語上達により焦点を当てたかったので、彼らとは目指している所が違う訳です。

ただ当時の自分は、彼らの目的が違っていることに気づいておらず、なぜか何となくイベントのお手伝いをしてしまっていました。今思えば相当なバカ野郎ですが、自分の目的や価値観がぼんやりしていたので、当時はこれは自分がやることじゃないってのに気づけなかったわけです

しかも目的に向かって何かしている人を見ると焦るんです。他の人が目的に向かって行動していると、自分の目的がぼんやりしていると、自分だけ取り残されてしまっていないかと不安になってしまい、自分が興味がないことでも、相手に合わせて付き合ってしまったり、なんてことをしてしまう訳です。

以前ワーホリに行く目的は何?ということを別の記事でも書きましたが、これを明確にしておくことが、本当に活きてきます。大事なことは日本人と出会った時に付き合わないことではありません。相手の目的に流されず、自分の目的に合った行動を選択できるようにしておくことです。

自分の目的に不要な誘いは断ること、距離を取ること、そうしないと時間ばかりがダラダラとすぎてしまいますので気をつけましょう。

ギリギリまで働かなかった

これは本当に反省でした。根が怠け者なため、学業に集中したいという言い訳のもと、働くことを後回しに後回しにしていました。そのため気がつけば、貯金はすっからかんに、食うに困る極貧生活になったのです。

しかもカッコつけて日本食レストランなんか英語を使わないし、働きたくない(ほんとは飲食店のホール仕事が苦手なだけ)みたいなことを考えていて本当に愚かでした。

おかげで気づいた時にはビザの期間がわずかになり、雇ってくれるところが全くないという状態になってしまったのです。お金も無くなり、一杯のコーヒーで1日中図書館に引きこもってTOEICの勉強をするしかなくなる羽目になっていました。これについてはまた別の機会で書きましたが、労働ってのは、ほんと大事です。

ちなみにカナダで仕事してクビになった時の話もまとめています。

ワーホリで仕事は見つかる?見つからなかった私の末路。

また英語上達のことを考えても、もっと働いておけば、もう少し早く話せるようになっていたんじゃないかなと思います。ワーホリのビザで海外に滞在するのは働く権利を得るためでもあります。そして働けるのは1年しかない。これは強く頭に入れておいてほしいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。振り返ってみても、散々事前に注意されていたワーホリでよくやる失敗をしてしまっています。これからワーホリをしたい皆さんも、失敗しない海外生活にするため、私の経験を反面教師とし、より良いワーホリライフを送ってくださいね。

ワーホリが失敗しないように!これだけはやっちゃダメなこと
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