ワーホリを利用するにはどこの国がおすすめ?英語圏の国をまとめてみた

英語学習のカウンセリングを行っていると、ワーホリに行きたいけどどこの国が良いのか、ということをよく相談されます。英語を勉強するにはどの国がおすすめなのでしょうか。正直ワーホリは英語学習の面ももちろんですが、自分の好きなことや、気候に合わせておすすめの国はそれぞれ違います。今回は各国の特徴や、実際行った方の感想なども聞きながらまとめてみました。

ワーキングホリデーとは?

ワーホリ、ワーホリとよく言われますがワーキングホリデーとは一体何のことでしょうか。

ワーキングホリデーとは海外の国への長期滞在ができる制度のことです。旅行などで行くと現地で働いたりや、学校に行ったりというのはルール上難しいのでうすが、この制度を利用することで、一つの国で1年前後暮らすことができ、現地で仕事、通学、旅行などを様々なことを行うことができます。ワーキングホリデー用のビザを取得するのですが、年齢制限もあり、1つの国に対して、1度しか取得ができません。非常に貴重なものです。

対象となる国はいくつもありますが、英語圏だけでなく、ドイツやフランスと行った国もあります。逆にアメリカなどはこのワーキングホリデーの制度がなく、このビザで滞在することはできなかったりします。

選択肢がある分、実際どの国に行けば良いのかに迷ったりするのですが、それぞれの国の特徴などを下記にまとめてみました。

ワーホリができる英語圏の国は?

イギリス

ワーホリに行くなら英語の本場で学ぶことができるのは良いと思います。特にブリティッシュの英語の発音に憧れを持つ人は多いので、そういった環境で英語を聞けるのはいいですね。また特はイギリスのファッションや音楽、スポーツなども特徴がありますし、歴史がある街なので、人気がある選択先です。

ワーホリのビザで最長で2年間滞在できますし、お金に余裕があるならロンドンはおすすめです。

ネックなのはヨーロッパ全体に言えますが、物価が高いということです。年間1000名の受け入れで抽選となるため、ワーホリのビザが取りにくいことも難しいところです。

また、よくも悪くもイギリス人であることに誇りを持っているので、外国人が生活をすると、現地の人が冷たいと感じる人もいるようです。

アイルランド

イギリスよりも予算を抑えられること、またヨーロッパに住みたいという方にはおすすめです。また自然が豊かな場所なので、のんびり暮らしたいという人にはおすすめです。イギリスのビザは最長2年間なのに対し、アイルランドは1年間という違いがあったりします。

オーストラリア

海に囲まれた国ですので、暑いのが好き、夏はビーチでのんびりしたり、遊んだりするのが好きって人はおすすめです。

またビザは非常に取りやすく、期間も1年間ですが、条件を満たせば最大3年間の延長ができることから人気です。あとイギリスに比べると物価が安いこと、仕事も良い条件のものが見つけやすいです。

英語の発音はイギリスよりです。英語に訛りがあるんでしょって心配する人がいますが、別にそんなに気になるレベルではないと思います。確かにアメリカ英語に慣れていると、若干英語に聞きづらさはあると思いますが、別に普通です。

学習のサポートをしていると、時々、変な憧れから、自分はイギリスの英語を勉強したいから、他の国の人とは話したくない、訛りが強い英語を勉強したくない、という人がいますが、正直余計な心配だと思います。何十年とその国に住むならともかく、ビギナーの人が1年2年ぽっち滞在する程度では、現地の英語に染まってしまうような境地まで至らないです。むしろ今まで学んできた英語とはちょっと違うの英語も聞き取れるようになるので、リスニングは強くなるし良いことも多いです。

ニュージーランド

こちらは基本は期間は1年間です。オーストラリア以上に自然が多いので、都会で遊びまわるよりものんびり暮らしたい人向きです。仕事もファームなどで働けるので、そう行った場所が好きな人向けです。

ニュージーランドの人とも話す機会がありますが、ちょっとアメリカやイギリスの英語とは違うかなとは思います。最初は苦労するかもしれませんが、慣れたらリスニングは凄く強くなれます。

カナダ

ちなみに私はカナダを選びました。カナダは、ワーホリの期間は1年間ですが、ワーホリのビザが取りやすく、アメリカに近い環境、文化なので、ワーホリ先としても人気が高いです。物価もイギリスと比べると安いですし、実際生活するには便利な国なので、留学エージェントからもよくすすめられます。

ただ冬の寒さや雪のある生活が厳しいので、暑いのは苦手、冬が好きって人向きの国です。オンタリオ湖という大きな湖があるので、一応ビーチ的な場所もありますが、いかんせん夏が短いので、ビーチでのんびり過ごしたいって人はオーストラリアにしといた方が良いでしょう笑

あと時々、アメリカなどに近く、英語の発音が綺麗という理由でおすすめされたりしますが、これは正直同意しかねます。もともと移民が集まってできた国なので、カナダの中でも人によって英語の発音が全然違います。いろいろな国の人の英語が聞けるのでそれで良いのですが、決して発音が綺麗とは言いかねると感じました。

カナダの中でもよく選択されるバンクーバーは街並みが綺麗ですし、トロントは程よく都会で住みやすいです。当然そういう住みやすい国なので日本人は多いです。ワーホリ先を選ぶにあたり、この街は日本人が多く、あの街は日本人が少ないと聞いた、なんて理由で街を選ぶ人がいますが、基本メジャーな街はどこ行っても一定数の日本人はいて、街を歩いていたら普通に日本語が聞こえてきます。正直誤差のレベルですので、あまり気にしすぎず、自分が本当に興味のある街を選択すると良いでしょう。

カナダでの生活をまとめていますので、よかったらこちらも参考にしてみてください。

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まとめ

ワーホリをする際にどの国で英語を学ぶかは非常に悩みがちですが、正直どの国を選んでも、それぞれの国で貴重な経験を得ることができます。もちろん一生に何度もできることでないので、しっかりと選んで欲しいですが、あまり細かいことにこだわりすぎず、自分が興味のある国を選んでくださいね。

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