英語の間接疑問文・否定疑問文・付加疑問文の使い方を覚えよう!

英語を勉強すると疑問文も間接疑問文、否定疑問文、付加疑問文というものがあります。これらは聞きたいことは大きく変わらないのですが、聞き方や答え方が少し違うので、使い方を覚えておく必要があります。今回は間接疑問文や、付加疑問文、否定疑問文の使い方をまとめてみました。

間接疑問文て何?

文章の中で、文の一部に疑問文が挟み込んで作られた文章のことです。

その疑問文が文章のメインではないですが、

例えば、

I don’t know where Tom is.

私はトムがどこにいるかわからない。

というような形です。文章の中にWhereを使った疑問文が入っていますが、あくまでこの文章の主文としては私は知らない、というところにあります。

Could you tell me when the event starts?

そのイベントはいつ始まるのか教えていただけますか。

通常、疑問文は

・疑問詞+be動詞+主語 who are you

・疑問詞+do+主語+動詞 where do you go

というように、主語とbe動詞をひっくり返したり、主語の前にdoを置いたりしますが、間接疑問文はそう言った疑問文のルールは適応されません。

間接疑問文の場合は疑問文の部分は「疑問詞+主語+be動詞」や「疑問詞+主語+動詞」と言った順番になります。

否定疑問文って何?

疑問文ではあるのですが、否定文の形で聞く疑問です。通常疑問文は「Do you? 」とか「Are you?」とかって聞きますが、「Don’t you?」とか「Aren’t you?」というように否定文のnotをつけて聞いてあげることができます。日本語の訳としては「~じゃないですよね?」という聞き方になります。

例えば

Are you sad?   だと

悲しいですか?

となりますが、

Are’n’t you Sad?   とすることで、

悲しくないですよね?

と聞く形となります。

付加疑問文って何?

付加疑問文は文章の語尾に疑問文をつけて、確認をするような形で聞く疑問文のことです。

日本語の訳としては、「~ですよね?」というような聞き方をです。

確認をするために、語尾に否定の形の疑問文をつけると作れます。

動詞の形に合わせて、語尾に

・be動詞は、(be動詞+not)の短縮形+主語

・一般動詞はdon’t、doesn’t didn’t +主語

・助動詞を使う場合は(助動詞+not)の短縮形+主語

などをつけます。

例えば、

he is a teacher, isn’t he?

彼は先生です、よね?

You speak Japanese, don’t you?

あなたは日本語を話します、よね?

Can you play the guitar, can’t you?

あなたはギターを弾けます、よね?

というような形をとります。

またこの付加疑問文ですが、否定文でも使うことができます。否定文の時は付加疑問文は肯定文による付加疑問文をつけます。

You aren’t busy, are you?

あなたは忙しくないですよね?

というような形ですね。

否定疑問文・付加疑問文への答え方

この単元で一番大事と言っても良いのが、その返答の仕方です。「ではないですよね?」と聞かれていますが、答え方はどのようにしたら良いのでしょうか。実は付加疑問文も、否定疑問文も質問への返答の仕方は同じです。どう聞かれても、聞かれ方は気にせず、内容に対してのYesNoで回答することが大切です。

Akiko is a good student, Isn’t she?

アキコは良い生徒ですよね?

と聞かれたとしたら、

良い生徒(good)の場合はYes。悪い生徒(not good)の場合はNoと答えます。

Don’t you like winter?

あなたは冬が好きではないですか?

冬が好きならYes、嫌いならNo、と答えます。

普通の疑問文と答え方は同じ、というところがポイントです。

日本語だと好きじゃないのか?と聞かれると対して、No(いいえ)と返答することで、「好きである。」ということを表現しますが、英語の場合、質問の聞かれ方は関係ありません。なんと聞かれようと、動詞の状態を肯定する時はYes,否定する時はNoと答えなければなりません。

Don’t you like winter?

冬は好きではないですか。

Yes I do.

いいえ、好きです。

というような形です。慣れていないとちょっと違和感がありますが、会話の時にはこのルールを抑えておかないと自分の回答が意図するものと違う風に取られてしまう可能性があります。

Yes Noだけだとどっちだかわかりにくい

ただ実際の会話の時には、Yes Noだけだとどっちだかわかりにくい、というのも事実です。特に日本にいる外国人は、日本人の返答の仕方が英語とは逆なことも知っていたりするので、YesとNoだけだと、どっちかわかってもらえないことがあります。

確実なのはYes、Noだけではなく、自分の意思表示をはっきり後にしたかしていないかまでつけていうことが良いです。

例えば、

Don’t you like tennis?

あなたはテニスが好きではないですか?

と聞かれたら

Yes I like.もしくは、No I don’t like.

と動詞まではっきりと言うことです。

Yes.Noだけでなく、その後、I like, I don’t likeとまでいってあげると、自分がどちらのスタンスなのかが明らかにすることができます。

まとめ

今回は間接疑問文や、付加疑問文、否定疑問文の使い方をまとめました。特に付加疑問、間接疑問は、日本語と回答の仕方がちょっと違うところがあるので要注意です。大事なのはどのように聞かれようとも、答え方は変わらないという点が、日本語と違うところです。しっかりと英語の返答のルールを覚えて正しく返答できるようになりましょう。

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