英語の現在進行形をマスターしよう。今この瞬間を伝えよう。

今回は英語の現在進行形の単元をまとめています。英語を話していると、今は何をしていたの?というようなことを聞かれたりします。そんな時に、この文法を押さえておけば、時制をしっかりと区別をしながら、きちんと表現をすることができます。

進行形とはなんぞや

「今、××しています、しているところです」というように、会話をしているまさにその瞬間に、その動作をしているときに使う表現です。

「私は英語を勉強します。」という文章だと普段英語を勉強しているんだな、という意味合いになりますが、「私は今英語を勉強しています。」という文章になると、会話をしている今この瞬間にも進行中で英語を勉強している、というニュアンスになります。

現在形との違いとして、現在形は普段していることや、習慣としていることなどを話すのに対して、進行形は今この瞬間のことを話すという違いがあります。

この差を知っておけば、話題となっていることが、今現在行われていることなのか、普段から行っていることなのかを使い分けることができます。

基本的な進行形の文章

それでは現在進行形の基本的な文章の語順を見ていきましょう。

進行形は

主語+be動詞 +動詞ing

の形で作ることができます。

文章としては

I am studying English.

私は今英語を勉強しています。

というような形ですね。

あれ?一つの文章に動詞は一つだけしかおいてはいけなかったんじゃないの?という風に思われる方もいるかもしれませんが、一般動詞にingをつけることによって、be動詞と並べて置くことが可能になります。今後出てくる文法単元はこういう形式で動詞を少し変化させて、置くことができるようになります。

また、ここで進行形の肝となる、be動詞の基本のルールのおさらいをしておきましょう。

be動詞は

主語が「I」の場合は「am

主語が「You」の場合や、複数形の場合は「are

主語が「He 」「She」「It」などをはじめとした3人称単数形の時は「is

の組み合わせとなるのでしたね。

進行形でも当然、主語の形に合わせてbe動詞の形を変える必要があります。

I am playing tennis.

私はテニスをしています。

He is playing tennis.

彼はテニスをしています。

というようにbe動詞の形を変化させましょう。

疑問文

進行形を疑問文にするのは、be動詞の文章と同じルールとなります。

be動詞+主語+動詞ing

He is going to school.

彼は(今、)学校に向かっているところです。を

Is he going to school?

彼は(今)学校に向かっているのですか?

というような形で、ひっくり返してあげるだけで疑問文を作れますので、非常にシンプルですね。

否定文

否定文もbe動詞のルールと基本的に同じです。

You are watching movie.

あなたは映画を(今)見ています。

You aren’t watching movie.

あなたは映画を(今)見ていません。

とbe動詞の後ろに「not」を置くだけで作ることができます。

過去進行形

進行形を過去形にすることもできます。

これもbe動詞の通常のルールと同じで

「am」と「 is」は「 was」

「are」は「 were」

と変化をさせるだけで作れます。

現在形の過去形ってどういうことだと思うかもしれませんが、会話している今の瞬間から振り返って「あの時××をしていた」というような言い方になります。

実際に作ってみるとわかりやすいでしょう。

I am talking with Jack.

私は(今まさに)ジャックと話しています。

I was talking with Jack.

私は(あの時まさに)ジャックと話していました。

というように、進行形の現在と過去では上記のような文章の差があります。

過去のその瞬間を振り返って、会話するような時に使えるような言い方ですね。

進行形にできない動詞

以前一般動詞の単元でも話をしましたが、状態動詞は進行形の形をとりません。

I am knowing とかHe is seeing herとかは言わないです。

というのも状態動詞は原形で書くだけで、今その瞬間の状態を説明しているからです。

これは以前、書きましたので参考にして見てください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。進行形は基本の形さえ抑えてしまえばそこまで戸惑う単元ではないかと思います。ただ実際に会話の中で使おうとすると、現在形と混ざってしまったりと、混乱が生じやすいので、ぜひ現在形と進行形を使い分けながら、会話の練習をしてみてください。

英語の文章を長くするための表現を4つまとめています。
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