ワーホリはいくらお金がかかるのか。実体験から算出した金額は?

ワーホリに行きたいと思っている多くの方が悩むのが、費用です。海外で1年滞在するわけですから、お金がなくなってしまうと大変です。実際はいくらくらいかかるのでしょうか。今回はワーホリのお金は大体いくらくらい必要なのかをまとめてみました。

私はこれくらいかかった。。。そして貯金は無くなった

実際かかる費用は人や国、滞在期間によって違うとは思います。今回はカナダのトロントに1年間滞在した、私のケースを参考にしてみていただければと思います。当時の記憶を整理しながら、日本円に換算しての計算ですが、いくらくらいお金を使ったのか、大体の金額をまとめてみました。改めてこ見てみるとめちゃめちゃ使っているなと自分でも衝撃でした。当時はよくも悪くもお金への執着がなかったため、めっちゃ無駄使いしています。正直晒すかを躊躇してしまいました。

当時は確か220万円くらいの貯金をしていましたが、無計画に使い切り、親にお金も借りてしまいました。(帰国後働いてちゃんと返しましたよ!)

これくらいあるとよくも悪くも危機感を持たなくなるのがよくないですね。今でしたらこんな無駄遣いはしませんが、反省の意味も込めて、恥を忍んで晒します。

事前準備はこれくらい!

出国する前にかかったお金です。学校のお金なども払ったので、結構かかっています。

航空券

まず必要なのはカナダへの飛行機代です。当時は片道12万くらいでした。Air Canadaを使って成田⇆トロントを移動しました。この往復でおよそ24万かかっています。

保険

留学エージェントに勧められて年間25万前後の保険に入りました。私が入ったのはAIG損保の海外留学保険でした。ワーホリ行く人がよく使う、人気があるタイプです。

何かあると怖いですので保険は入った方がいいでしょう。幸い私は病気や怪我をすることはなかったのですが、病院行くべきか迷うような場面もやはりありました。海外で生活すると日本のように保険が効かないので、基本自己負担です。下手したら何百万と取られますのでここはケチらないように。

学費

カナダは、ワーホリの場合、最大で半年間、語学学校に通うことができます。

私は少しでも上達したかったので、マックスの半年間、朝から夕方まで通える授業プログラムに参加しました。学費はエージェントを通しまして、1ヶ月で10万円前後かかりました。前払いで一括だったので、60万程度を支払いました。

衣食住はこれくらい!現地の生活費用

続いては現地での生活費です。まだ100万くらい残っていたのですが、それを1年で使い切るのですから恐ろしいですね。

家賃

現地について最初の2ヶ月は向こうの生活に慣れないこともあり、ホームステイをしました。

ホームステイだと食費なども含まれて1ヶ月10万前後かかりました。

残りの10ヶ月はホームステイ先をでて、シェアハウスで生活しました。

シェアをすると割と安く収まりますので、1ヶ月5万円前後の家賃ですみました。相場としてはちょっと安いくらいだと思います。ダウンタウンから電車で30分程度の距離はありましたが、駅からは近く、そこまで汚くもないかなってとこでした。

1年間の合計としては70万円程度が必要となっています。

食費

ここは比較的個人差が出るところではありますが、私は節約をしていません。カナダの場合、外食をすると一食1000円くらい平気でかかります。

その代わり、量が多いですし、食べきれなかったら持って帰ることができるのですが、外食中心の生活だと食費はかさみます。自炊も組み合わせてはいましたが、私の場合1ヶ月で5万前後かかっていました。

自炊をきちんとすればよかったのですが、どうも料理が苦手でサボりがちだったと思います。日本の生活よりは時間に余裕ができるので、全くやってなかったわけではないのですが、シェアハウスだと、後の洗い物のことなどを考えると、どうしても気持ちが乗らないんですよね。

周りにはきちんと自炊をしていた人もおり、そう言った人たちの話を聞く限り、2、3万以内で収まっていたようです。

シェアハウスの10ヶ月間でおよそ50万くらいかかっていたことになります。

洋服代

好きな人は多分使っちゃいますよね。私もそれなりに洋服が好きなほうでしたが、カナダの場合、サイズ感などが合わなかったりするので、思ったよりは使いませんでした。平均しても月に1万いかないくらいでしょうか。カナダは寒いので、防寒できる服も割と安価で揃います。

日本から持っていっていたので、年間ですと、私の場合は5万前後くらいかなってところです。

定期代

私がいたトロントは1ヶ月間、地下鉄やストリートカーと呼ばれる路面電車に、乗り放題のパスがありました。これが1万5000円くらいで、あるとすごく便利で何処へでもいけるため、生活必需品として毎月買っていました。

ただこの料金もバカにならないので、節約するために夏場はパスを買わずに自転車で移動をしたりする子もいました。流石に冬は雪が積もるので難しいですが。夏場は割と快適です。

私はそんな根性はなかったので、パスに頼っていました。これも滞在期間中で、15万くらい支払ったことになります。

交際費

現地での生活でバカにならないのが交際費です。語学学校で知り合った友達と仲良くなれば、英語を使う機会が増えるので、私はできるだけ誰かとカフェにいったり、飲みに行ったりと遊びに行くようにはしていました。そうするとやはりお金がかかるんですよね。ただ、ここをケチると英語の上達も妨げられる気がしたので、ここはあえて節約をしなかった節もあります。

おそらく月に3、4万くらい使っていたと思われます。

ですので年間ですと40万くらいだと思います。

旅行までした。

お金もないのにトロント滞在中にあちこち行ってしまいました。ニューヨークとイエローナイフをはじめ、近場ではナイアガラの滝に3回も行ってしまいました。別に滝が好きだったわけではないのですが、日本から友だちや家族が来たりすると、定番なので行くんですよね。

ちなみにイエローナイフはカナダの北のほうにありまして。オーロラを見ることができる場所です。旅行は全て合わせて20万くらい使ったと思います。

まとめ

こうやってみていくとかなり使っていますね。合計するとおそよ300万円も使ったことになっています。そりゃ途中でお金もなくなるわけです。滞在中バイトしたり、親からの借金なども合わせると、お金の計算もあうので、おおよそ間違っていないでしょう。

確かにワーホリはお金はかかるのですが、働くと収入も意外に多いです。逆に働かないと一瞬でお金が溶けます。なるべく仕事は早いうちに見つけ、自炊をするなど、節約できるものはしっかりと節約しておくとよいでしょう。

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