カナダに住んでみて感じた日本と海外の接客サービスの違い!

海外に行き、お店に入ると、日本との接客サービスの質の違いに驚いてしまうことがありませんか。店員さんの横柄な態度や商品提供の雑さなど、日本ではあまり受けることのないサービスに悲しい気持ちになってしまうこともあります。ただこういった違いがあるのは理由があります。今回は楽しい旅行先で心が折れてしまうことのないよう、日本と海外の接客の違いの考え方をまとめてみました。

海外の接客に心が折れてはダメ

正直海外の接客は日本のサービスに慣れていると、乱暴で心が折れそうになります。というのも根本的な接客サービスに対して考え方に「店員と客は対等。客はあくまで商品にだけお金を払ってる」という感覚があるからです。

接客サービスもお金がかかるもの、つまり、良い接客サービスを受けたければ、お金を別途払わないといけないのです。特に、ファストフードや気軽に入れるカフェ、スーパーなどでは顕著です。

まず店員が全然笑いません。愛想笑いしてる自分がバカみたいに見えてしまいます。オーダーをする際もカフェで店員と談笑したりとか、そんなことは幻想です。むしろ日本よりも必要最低限のことしか話してきません。

あくまで商品のオーダーを取り、提供することが目的なため、丁寧にサービスをすることが求められません。ですので商品提供するために急いだりすることもしないですし、商品の出し方も雑です。

逆にわかんなくて、こっちがもたついたりして質問したりすると、露骨に「あ?」みたいな態度を取られてしまいます。対等な立場ですからね。そして注文が終わったら「どけ!」と言うような身振り、「Next!(次!)」と言う言葉で終わらされます。

どうでしょう。これくらい予防線を張っておけば海外に行った時、幻滅しないでしょうか。囚人の配給みたいな状態ですが、マックとかだとほんとこんな感じです。この人たち、わざと喧嘩売ってんじゃないのかな?て思うような態度の人が結構いるので、くじけてはいけません。

もちろん、中には丁寧に対応してくれる人もいますが、デフォルトで日本のようなサービスの期待するのは禁物です。

レストランの接客はまた違う

ただどこの店も接客が無愛想という訳ではありません。レストランなどチップが必要なお店だと話は変わってきます。各テーブルに担当スタッフが付きますので、色々と細かく対応や、誘導をしてくれます。会話も積極的にしてくれますし、料理の途中でも色々と問題ないかを確認してくれます。

ただ油断してはいけないのは、その人達がサービス精神が旺盛というのではなく、そのお店では、接客サービスにお金がかかるということです。気遣いをしてもらってる訳ですから、チップを払わないといけません。

小心者の私はもしチップをケチったら、それまで感じよくしてた人がどのような反応になるのかと思うと、怖くなってしまいます。小銭を持ち合わせてなく、相場の金額が用意ができないということ何度かやらかしたことがあるのですが、結構露骨に態度が変わる人もいるのです。

ちなみに私がいたカナダは、お会計の15%くらいがチップの相場でした。現地のネイティブ曰く、昔は10%でよかったみたいですが、最近は相場も変わってきているようですね。

日本の接客業は大変!

海外に比べると、日本の接客は素晴らしいとよく言われます。丁寧で、にこやかですし、システムがわかんないと誘導してくれます。まさにおもてなしの精神がすごいですよね。

日本は店員の接客そのものも、提供するサービスの一つみたいなところがあるため、接客のクオリティが求められます。実際はそういうルールはないはずですが、ここが海外との接客サービスの差になっていると思います。

ただ、これはサービス業の側からすると本当に大変ですよね。言葉選びや振る舞いもそうですが、こちらから相手を思いやる気持ちを持って、積極的に動かないと評価されません。

また支払う料金に接客サービスが含まれると考えるため、こっちは金払ってんだから何でもしろよ、みたいな人も出てきてしまいます。そういう姿勢だと立場的に対等に立てないので、理不尽なお客にも丁寧に接しないといけません。

どんなにサービスを頑張っても、賃金の差は生まれないのに、頑張らないといけない、日本人が働くと精神的に疲れちゃうのは、こういった、過剰なサービスが求められる点もあるかと思います。あんまり無愛想にされるのも嫌ですが、常に営業スマイル、立ち振る舞いが求められるのも大変ですよね。

どっちがいいかとかは一概に言えないですが、個人的には店員とお客さんに立場の差ができてしまうのは、暮らしてて生きづらいのかなと感じます。

細かいことであれこれ言われると萎縮してしまい、それこそクレームに怯えながら、働かなきゃいけないですしね。海外くらいに、接客の質がそこまで求められない社会は、ある意味楽なのかもしれません。

外国人は自国の接客に何も思わないのか?

ちなみに日本に住んで3年目のイギリス人に日本と海外のサービスの差について聞いてみました。ところ、「日本の接客は本当に素晴らしい、本当に丁寧だよね」とのことでした。イギリスや北米の接客は、「慣れてはいるけど、僕らも無愛想にされると正直怖いなとは思う」そうです。

まとめ

今回は日本と海外の接客の違いについてまとめました。日本の接客だけに慣れていると、海外に行った時に悲しい気持ちになってしまいますが、外国では「客と店員の立場が対等で、良い接客サービスを受けるためにはお金がかかる」、という感覚を持っておけば、受け入れやすくなるのではないでしょうか。

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