英語文法は怖くない!品詞をおさえて文法の理解を進めよう!

英語の文法を勉強していると、品詞を使っての説明が多く、戸惑うことはありませんか。特に文章を作る順番の勉強では、形容詞の場所はここだとか、副詞の位置がどこだ、なんて説明がどんどん出てきますが、正直何が何だかわかりにくい、というのが正直なところです。今回はそんな品詞の整理してみました。会話でもすぐに取り入れられるよう、シンプルにまとめています。

品詞の役割を理解すれば難しくない!

それぞれの品詞は役割を理解することが大切です。日本語の意味だけで理解しようとすると困惑してしまうので、それぞれの品詞がどういう働きがあるのかをざっくりと押さえておきましょう。基本的なルールを知っておけば今後文章の順番を勉強する時の理解が早いです。

それでは一つ一つ見てみましょう。

名詞

人や物、事柄の名前のことを表します。特に英語はどういうわけか、名詞が数えられるか、数えられないかをやたら気にします。また世の中に一つしかないものは固有名詞と呼び、最初の一文字目を大文字で書きます。

代名詞

名詞ではあるのですが、文字通り名詞の代わりをする言葉です。英語って会話の中で出てきた名詞を繰り返すのを嫌がるんですね。なので会話の中で、一度出てきた名詞は代名詞に言い換えて表現をします。

「he」,「she」や、「something(何か)」なんかもこの代名詞になります。

動詞

動作や状態を表す言葉です。英語ではbe動詞と一般動詞があります。「run」とか「have」とかですね。

ちなみに英語のルールとして一つの文章には一つの動詞しかおけないというルールがあります。

動詞の原形を2つ並べておいたりは通常しません。ただ「原形」と書いたのがミソで、動詞の形をいじくることで、be動詞や一般動詞を並べて置くような文章が作れるようになり、様々な表現ができるようになります。

形容詞

名詞を修飾する言葉です。日本語だと「い」で終わる言葉なんて言われますね。嬉しい、とか悲しい、美しいなんて言葉が当てはまります。修飾するとは「美しい」街とか、「背の高い」男の子というように名詞を詳しくしてあげる言葉のことです。

ただこうやって日本語の言葉で判断すると、品詞の区別ができなくなりがちです。あくまで形容詞は、名詞を詳しく説明するための役割であるということを覚えておきましょう。これを覚えておけば、今後、文章の並べ方のルールを勉強する際に混乱が少なくなります。

副詞

形容詞や動詞を中心とした名詞以外を修飾する言葉です。「早く」走るとか、「とても」美しい、というような言葉になりますね。ただこれも、日本語の言葉だけで判断してしまうと、形容詞と区別がつきにくく、混同しやすいです。あくまで副詞の役割を覚えることが大切です。

形容詞→名詞を修飾

副詞→それ以外の言葉(名詞、形容詞、副詞、文全体など)を修飾

というルールをしっかりと押さえておきましょう。この2つの区別がきちんとできていると、日本語で紛らわしい言葉に惑わされることもなくなります。

英語だと副詞は~lyで終わる言葉が多いです。「really(本当に)」とか、「probably(多分)」とかですね。もちろんそれ以外の言葉もありますが、一つの目安にしていただくと良いでしょう。

冠詞

英語独特の概念です。名詞の前におく「a」とか「the」のことです。簡単にいうと「a」は数えられる名詞で、一つのものを表す時に使います。「the」は特定したものについて話すイメージです。

会話の中で「the」は話題の中で、特定のものについて話している時に使ったりします。

前置詞

「in」や「at」、「on」といった言葉です。主に名詞の「前に置く」役割のでこう呼びます。場所や時間の前に置き、文末にくっつけるような形で使います。

接続詞

単語や文章をつなぐ役割があります。「and」とか「but」とかなんかがそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。英語の文法において、品詞の基本的な役割を覚えておくと、それぞれの単元の説明が理解しやすくなります。もちろん掘り下げれば、各品詞に細かいルールはあるのですが、まずは大まかで構いません。それぞれの品詞の役割を理解しておきましょう。

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