英会話などで日本の祝日や行事を伝える際に、どう伝えたら良いか困ることはありませんか。日本独自の祝日や行事などもあり、全てを英語でいうことは難しいのですが、説明をする際、ヒントになる表現などがあります。今回は2月のカレンダー上の祝日や行事を英語で伝えるための表現をまとめてみました。
祝日・行事などを訳すときのポイント
日本独自の祝日や行事を訳す上で大切なのは、日本語の名称を直訳をするのではなく、その祝日や行事がどんな意味を持っており、何を目的としてその日を設定していたり、行事を行っているのかを説明することができることが大切です。
英語を伝えるためには、日本のことをきちんと知らないといけないねっていうのは、まさにこの辺りに理由があります。表面上の言葉だけ訳しても、本質が相手に伝わらないと言っている事をを理解してもらえないためですね。それでは2月の行事を英語で言うための表現を見ていきましょう。
2月の行事
2月は節分など、日本独自の行事もあります。文化的背景を押さえて伝えていきましょう。
節分
節分自体は日本独自のイベントなので、「Setsubun」としか言えないのですが、節分はどういったものなのかは知っておいたほうが良いですね。、節分は暦の上での季節の変わる日の前日を指しており、いわゆる一般的な「節分」は暦上の冬の終わりの日、2月3日のことになります。文字通り季節を分ける日ですね。「last day of winter」ということが伝えられると良いでしょう。
豆をまくイベントですので、「bean-thorowing festival」などと表現することもあるようです。
「festival」と聞くと、私たちは屋台が出たり、出し物があるようながっつりとした「お祭り」というイメージを持ちますが、実は結構便利な単語で、「何かを祝う日」というような意味で使えたりします。
七夕など「star festival」なんていったりします。そのイベント自体がお祭り化していなくても、世間的に祝う日として存在していると「Festival」になります。日本の行事を伝えたい時に、英語でどう表現していいかわからない時などは「〇〇 Festival」といってみてとりあえず伝えてみると割と通じたりします。
また節分時に食べる恵方巻きも、最近押されていますが、これもなかなか説明が難しいですね。恵方巻き自体は英語がありませんので、「Ehomaki」となりますが、巻き寿司は「Sushi-roll」「Rolled Sushi」と表現します。幸運を表す「Fortune」や「good luck」などと組み合わせて使うと良いでしょう。
建国記念日
2月11日の建国記念日は「National Foundation Day」と表現します。
「Foundation」が創立というような単語です。ちなみに日本は建国日が明確でないので、神話をもとにこの日を記念日としているようですね。
建国記念日を祝日に設定している国は多いですが、アメリカなど別の国から独立した国などは「Independence day」と表現することも多いです。
バレンタインデー
2月14日のバレンタインデー、これは「Valentine’s day」で大丈夫です。当日は「Happy Valentine’s day」なんて挨拶をすると良いでしょう。
うるう年
4年に1回、2月29日が存在するうるう年がやってきますね。このうるう年は海外に存在しますので、英語がきちんとあります。英語では「leap year」という言い方で表現できます。ちなみにうるう年でない普通の年は、「common year」という言い方をします。
まとめ
今回は2月の行事や祝日、イベントなどを英語で表現する時の言い方をまとめてみました。いくつかは日本独自の文化もありますので、表現が少し難しいものもありますが、行事の由来をしっかりと理解した上で説明すると、英語で会話をする際に相手に効果的に伝えることができます。