英会話は自分のテンポを大切に!相手のペースに飲まれず話す方法

英会話をしているとネイティブのペースについていけなかったり、話をしていても何を言っているかわからないということがよく起こります。正直落ち込みますが、それによって会話をするのが怖くなってしまい、より話せなくなるという悪循環に陥ってしまうこともあります。流暢に話せなくても上手く会話をする方法はあるのでしょうか。

今回は、英語を話すにあたって、相手のペースにとらわれず、自分のペースで話す方法についてまとめてみました。

相手の会話のテンポに合わせる必要はない

当然ですが、ネイティブの話すスピードは早いですし、言い回しも独特です。会話のテンポに追いつけなかったり、言っていることが理解できないことも出てくるとは思います。自分の力の無さを痛感して落ち込んでしまうこともあると思います。

ただ会話で大事なのは、早く話すことでも、一語一句を逃さず聞き取ることでもありません。あくまで相手の趣旨を理解し、自身の言いたいことを伝えることです。一言一言は短くてもいいし、ゆっくりでも良いです。会話の中で自分の気持ちをきちんと言葉にすることが一番大切です。

無理やり相手の会話のペースに合わせることに重きを置いて、何を言われているのか分からないのに分かったふりをしたり、適当なことを言うのが一番良くないです。

自分の土俵で戦おう

もちろん、会話というのはお互いのペースがバラバラだと上手く成り立ちません。相手がペラペラ話しているのに、自分だけゆっくりと話したり、詰まったり、つっかえてしまっていては会話のペースが崩れてしまいます。会話のスピードについていけないという方は、自分が相手に寄せるのではなく、相手に自分が話しやすいのペースに合わせてもらえるように心がけていきましょう。

例えば、話し始めから、いつもよりゆっくりなテンポで話してみる、なんてのもありかもしれません。いつもよりゆっくりなテンポであれば、焦ることなく言葉も出てきやすくなります。最初に自分がゆっくりなテンポで話しておけば、相手も合わせて話してくれます。

大事なのは相手のスピードをコントロールしながら、正しく理解して会話を進めて行くことが大切です。

会話をコントロールするための表現

話し方は人によって千差万別です。早口の人もいれば、ワードチョイスがわかりにくい人もいます。ここからはそう言った相手の話し方を上手くコントロールしながら、話すにあたって有効なフレーズをまとめてみました。

ゆっくりと話して欲しいとき

相手の話すスピードが早すぎてついていけないことってありますよね。自分がゆっくり話しても、相手がどんどんスピードをあげてくるときは、思い切って

Could you speak more slowly?

もう少しゆっくり話してくれませんか?

と言いましょう。これは一度言うと相手が自分の英語力などを理解してくれるので、こっちの英語力に合わせてくれやすくなります。

相手の言っていることが聞き取れなかったとき

リスニングって難しいですよね。中々相手の言っていることが理解できないこともあります。相手の言っていることが聞き取れなかったときは、なるべく早く今の分からなかった!って言ってしまった方がいいでしょう。

下手にわかったふりをしていると、相手は会話のペースをどんどんあげてきますし、難しい話をしてきて、ちんぷんかんぷんとなってしまいます。素直に、

Sorry. I didn’t catch that.

すみません。聞き取れませんでした。

Could you say that again?

もう一回言ってもらえますか

というような表現を使って、相手にこちらの土俵に来てもらいましょう。相手との会話のテンポをコントロールするためのテクニックです。

「Could you」をつけると非常に丁寧な言い方になります。もう少しカジュアルな相手なら「Could you」の代わりに「Can you」と置き換えても良いでしょう。

ただし、これらをつけずにいきなり「say that again」と言うと「もういっぺん言ってみろ!」みたいな喧嘩をふっかけるニュアンスに聞こえてしまうので要注意です。相手も「何かまずいこと言ったかな?」と心配させてしまいかねませんので、言い方には気をつけないといけない表現ではあります。

このもう一回言ってもらえますか?と言う表現は、単純に「Pardon?」とか「Excuse me?」なんて言うだけで、もう一回言ってもらえます。

そもそも相手が言っていることの意味がわからない時

聞き返したとしても、相手が何を聞きたいのか、何を言いたいのかがわからないこともやはりあります。焦ってしまいがちですが、そういう時も慌てずに、

What do you mean?

どういう意味ですか?

と聞いてあげると良いです。こちらの理解力がない場合もありますが、相手の使う言葉が難しかったり、質問の仕方がアバウトだったりすることもあります。

Could you give me some examples?

いくつか例を教えてもらえますか?

Could you be more specific?

もう少し具体的に教えてもらえますか?

なんて表現も良いでしょう。相手が質問してきたことに対しての答え方がよくわからない時などは使ってみてください。

ただこの手の表現は「お前の言っている事意味わからん」と言うようなニュアンスにならないように言い方などは気をつけることが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。英語を話すのが流暢でなくても、自分のペースに持ち込むことができれば充分に会話をすることができます。会話のテンポについていけないのでは、と怖がらずに、相手の会話をコントロールしながら、どんどん話す練習をしていきましょう。

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