クリスマスイブということで、クリスマスクロニクルという映画を見ました。ネットフリックスのオリジナル映画で、「ホームアローン」や「ハリーポッター」などを手がけたクリスコロンバスがプロデュースしていることで話題になっていました。映画も面白かったですが、映画の中で、英語学習にも役に立つような表現があったので、まとめてみました。
どんな映画?
あまり書くとネタバレになってしまうので、控えますが、簡単に言うと、サンタクロースを信じる女の子ケイトと、その兄のテディが、本物のサンタクロースと出会い、騒動に巻き込まれていく話です。クリスマスイブの夜が明けるまでに世界中全員の子にプレゼントを配るために主人公の二人とサンタクロースが奮闘します。
サンタクロースが、優しいおじいさんと言うよりは、現代的でナイスミドルなかっこいい感じに描かれていました。ホームアローンのコミカルでアメリカンな感じや、ハリーポッターの異世界の感じが混じったような映画です。子供が活躍することもあり、メインは子供向けに作られている映画ですが、大人が見ても十分楽しめます。
ストーリーの内容や世界観など、クリスマスイブに安心して見れる映画でした。映像なども普通に映画館で見ても満足できそうなクオリティで、Netflixってすごいですね。
覚えておきたい英語表現
私は洋画を見る際には、日本語字幕で気になった表現を調べるようにしているのですが、今回も日常生活に使えそうな表現がいくつか出てきていましたのでまとめてみました。
「Seriously?」
主人公のお母さんが、仕事の同僚と電話で話すときに使っていました。字幕では「マジで?」と訳されており、それ本気で言っているの?って言うニュアンスのマジで?という感じです。
ちょっとヤンキー化しつつある青年で、主人公の一人のテディも使っている言葉ではありましたが、お母さんも使うくらいですので、若者言葉ってこともなく使えそうですね。
「you are grounded」
「外出禁止だよ。」と言う表現です。お母さんが、子供が悪いことをした時に使う言い方ですね。アメリカなどでは子供への罰則として外出禁止をよく言い渡すようで、これは他の映画を見ていてもしょっちゅう出てきます。
余談ですが、1ヶ月間近く外出禁止にされていたりする子も出てきたりしますが、これって本当にみんな守るもんなのでしょうかね。ちょっと気になるところです。
「what the hell」
これも有名ですね。「なんてこったい」的な翻訳をされたりしますが、結構いろんな場面で使う言葉ではあります。感情を強調したり、意味不明で理解できない、マジかよ、どうしちゃったの?というような場面で使うことができます。クリスマスクロニクルでも、「マジかよ?なんじゃこれというようなニュアンスで使っていました。
使い方としては、「what the hell」単体でも、もちろん使えますが、疑問視の「what」を入れる位置にそのまま、「what the hell」を入れるだけで、文章を作ることができます。
例としては
what are you doing?
あなたは何をしているの?
から「what」の部分を「what the hell」に変えることで
what the hell are you doing?
お前は一体ぜんたい何をやってんだよ?
と言うようなニュアンスに変えることができますね。
映画などでは相棒キャラが突然意味不明な行動を取り始めた時なんかに「何やってんだよ!」ってニュアンスで「what the hell are you doing?」を使っていたりします。
ちなみにこの「What the hell」ですが、誰かれ構わず使って言い訳ではありません。非常にくだけた言い方なので、ビジネスシーンやきちんとした場面で使うと言葉遣いが汚いやつだと思われてしまうこともありますので気をつけましょう。
「go after」
「~の後を追う」という意味ですね。
以前「Phrasal Verb(フレーザルバーブ)」というのをやったのですが、これもそれにあたります。「go」と「after」をセットにして、一つの意味をなします。追いかけるとしては「Chase」なんて単語がありますが、口語ではこちらを使うことも多いです。
me neither
「私も~じゃない」
相手が何か否定文で話をした時に、それに対して同調する言い方ですね。クリスマスクロニクルではケイトがテディに対して何度か使っていました。お兄ちゃんが大好きなので、私も私も!みたいな感じで微笑ましかったです。
使い方としては
I don’t like fish.
私は魚は好きじゃない。
Me neither.
私も(好きじゃない)。
というような形ですね。
まとめ
クリスマスクロニクルはネットフリックスに入っている方であれば誰でも見ることができます。幅広い年齢層で楽しめる映画ですし、英語の面からも日常場面で使える口語表現がたくさんあり、英語学習をするにあたってもおすすめの英語です。ぜひ一度見てみてください。