トロントの地下鉄はカオス?交通事情と電車に乗る時の注意点!

トロントにワーキングホリデーをしていた時に驚いたのが、地下鉄をはじめとする市内の交通事情です。日本と違う点も多く、まさに海外にいるんだなと感じることの連続でした。

今回はカナダはトロントの地下鉄や交通事情などをまとめてみました。カナダに旅行や滞在の予定がある人はもちろん、海外旅行に行く人は参考になる部分があるかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

トロントの地下鉄の車内はなかなかカオス!

トロントはカナダで一番人口の多い都市ですので、地下鉄の利用客は多いです。日本みたいな超満員電車になることはありませんが、やっぱり通勤時間などは混雑します。

お客さんも色々な人がいます。普通の人もいますが、ドーベルマンみたいな犬を連れた人、(カゴに入れるとかではなく、散歩状態の犬が普通に乗ってきます)、ブツブツ独り言をつぶやいたりする人など、見た感じが明らかにやばい人もいます。

私が見た中で一番パンチが効いていたと思ったのは、ヘビメタ好きの若い女性です。半分緑色で、半分坊主という髪型で、痛そうなトゲトゲがいっぱい刺さってる服を着ており、イヤホンからメタルが爆音で音漏れ。

しかもだんだんテンションが上がってきたのか、つり革をマイクにエアーライブを開始してしまいました。運の悪いことに私の席は彼女の目の前で、ノリノリで踊り歌う彼女を、終点まで見守る羽目に。

本当に外国は色々な人がいるなと感じながら毎日電車に乗っていました。

ただこんなことを書いておいてなんですが、治安はそこまで悪くないと思います。日本よりは車内にゴミが捨てられていたり、変人率は高いのですが、普通の人もたくさん利用しているので、私が滞在していた1年間、特に危ない目にはあいませんでした。

電車が来なくて困ることはない

日本の電車はダイヤが正確、海外は全然時間通りに来ない、という話をよく聞きますが、トロントの地下鉄に関してはそこまで、心配しなくても大丈夫です。時間通りにきているかはともかく、一定のペースでは電車はやってきますので、電車が遅れて困る!ということはあんまりないです。日本よりも路線数が少ないためかもしれませんが、むしろ、雪や雨にも強いですし、便利で安定しています。

地下鉄の路線はシンプル

トロントはカナダ第一の都市ではありますが、地下鉄は非常にわかりやすく、乗りやすいです。東京のように複雑怪奇に何路線も分かれているってことはなく、4路線とシンプルです。

地下鉄はシンプルですが、街にはバスとストリートカーと呼ばれる路面電車がカバーしていますので、街の至る場所にも行くことができ、不便は全く感じません。運営しているのもTTCという公共の運営機関が一括で管理していますので、地下鉄とバスを相互に乗り入れたり、すべての乗り物で同じ定期券が使えたりと、むしろ快適です。

電車は待ってはくれません

ただ、トロントの地下鉄を利用していて一番怖いところは、到着してからドアが閉まるまでが非常に早いことです。

発車時間が来ると、誰かが載っていても容赦なくガンガンしまります。日本だと発車ベルがなっていてもみんなが乗りきるまで閉まらないという暗黙の了解がありますが、これはトロントでは全く通じません。混雑している時など、順番待ちのため並んでいても普通に閉まります。こっちが頑張って乗らないといけません。

私は、一度大きな荷物を抱えている途中で、ドアを閉められてしまい、転んで怪我をしてしまったことがあります。ほんとこっちがどういう状況かはお構いなしなんですね。

それ以来、電車のドアの開閉がトラウマでして笑、日本に帰ってきてからも発車ベルがなったら、急いで電車に乗ってしまうというクセがついてしまいました。

友達といる時は、何急いでんだよって感じになりますが、なんか不安になってしまうのです。

日本のサービスは安全だなと思います。

終電後はナイトバスがある

電車自体は日本と同じくらいの終電ですが、日本と違ってナイトバスというのが走っています。

朝まで30分~1時間に1本程度ですが、主要な道路には走っているので、終電後でも家には帰れることができます。これもTTCが運営しています。

日本だと終電を逃すとカラオケやネットカフェなどで耐えないといけなので、便利ですね。

ちなみにネットカフェやカラオケなどはカナダでは一般的ではありません。カラオケなどはあるにはありますが、日本のように安くあちこちにあるものでもないです。夜過ごす場所は、クラブかバーなどお酒を飲む場所が主流です。

まとめ

今回はトロントの地下鉄を中心とした交通事情についてまとめてみました。雪国ですので、天候にあまり左右されず、深夜も公共交通機関が走っているのは安心です。ただサービス精神というか乗客の気を配る配慮みたいなのはさすが海外といった感じで、こちらが気をつけないといけません。トロントに行く機会のある方は是非参考にしていただければと思います。

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