英語を話していると、好きな映画や、話題の作品などの話になることがあります。ただ相手と話していて話が噛み合わないことがありませんか。映画のタイトルを伝えてもなぜか上手く理解してもらえない、それは日本と英語圏で映画のタイトルが違うためです。今回は英語で映画について話すときにちょっと役に立つ、メジャー映画の原題についてまとめてみました。
英語圏と日本の映画タイトルは違うことが多い
特に日本に住んでいない外国人と話すと、映画のタイトルが伝わらず、話が全然通じない、ということはよくあります。というのもの日本に来るときに多くの映画はタイトルを変えられてしまうからです。
タイトルに使われている単語が日本語に直すと意味がわかりにくかったりするため、皆が興味を持ってもらえるようにするためですが、英語学習をしている人にとっては面倒な話です。
原題そのままのタイトルの映画もありますが、日本人にとってキャッチーなタイトルを配給会社がつけるため、中にはとんでもないタイトルになっていることがあります。
実際に英語のレッスンをしている人たちで、こんな会話になっているのを目撃したことがあります。
後ほど出てきますが、「アナと雪の女王」は、元々は「Frozen」というタイトルなので、先生に理解してもらえなかったのです。(この先生の察しが悪かったのもありますが。。。)
英語学習という視点から考えると、これを避けるには、毎回映画を見るときにきちんと原題を確認していくしかないです。
英会話でスムーズに伝えられるよう、有名映画のタイトルの原題をおさえていくのも良いでしょう。
最近はネット配信などで多くの映画が見れるサービスも盛んです。最初のオープニング部分をチェックすればタイトルも出てきますので、英語上達にうまく活用することができます。
※本ページの情報は2021年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
日本で大人気なあの映画もタイトルが違う!
ここからは、世界的に大ヒットし、日本でも人気の高い映画で、タイトルが日本と海外で違うものをまとめています。
ワイルドスピード
カーアクション映画として有名で、熱狂的なファンがいる映画ですが、タイトルがワイルドスピードとなっているのは実は日本だけです。カタカナなので、原題もそのままワイルドスピードのような気がしますが、元々のタイトルは「The Fast and the Furious」という名前がついています。
ちなみにこの作品は8作でていますが、それぞれ微妙にタイトルが違います。2~8まではそれぞれ「2 Fast 2 Furious」、「The Fast and the Furious: Tokyo Drift」、「Fast & Furious」、「Fast Five」、「Fast & Furious 6」、「Furious 7」、「The Fate of the Furious」となっていますので、好きな方は是非覚えてしまいましょう。
アナと雪の女王
日本ではアナ雪の愛称でお馴染みですが、英語のタイトルは「Frozen」とシンプルです。確かにこの「Frozen」というタイトルだと映画の内容もわかりにくく、興味を持ってもらいにくいかもしれませんね。先ほども書きましたが、アナ・アンド・スノークイーンなんて言っても、映画に詳しくない人には、さっぱり理解してもらえないのが辛いところです。
アイアンマン
マーベルのスーパーヒーローものですが、原題は「Iron Man」と言います。「Iron」は「鉄」のことですので、「鋼鉄の男」というような意味合いになりますね。
個人的には、このニアピン感がなんともいえないなと感じてしまいます。なんでちょっと変えちゃったんだろうという気がしないでもないですが、カタカナで「アイロンマン」と書いちゃうと、アイロンがけをする男性をイメージされてしまうので、鉄人がイメージできる「アイアンマン」としたのかもしれませんね。
ショーシャンクの空に
好きな人も多い名作の一つですが、原題は「The Shawshank Redemption」と言います。日本で封切りされる際に映画のタイトルをつける人はこれ苦労したんじゃないかなと思います。なぜショーシャンクの後に「空に」と付けたのかはわからないですが、雰囲気は出ていますよね。
「Redemption」には約束とか、救出、救済、償いというような意味があります。
バイオハザード
もともと日本のゲームから出てきた映画なので、「バイオハザード」として圧倒的に有名ですが、海外は「Resident Evil」というタイトルになっています。そのままの「バイオハザード」をタイトルにしなかったのは、「バイオハザード」という名前は、アメリカですでに別のバンドが商標登録してしまっており使えなかった、ということもあるようですね。タイトル「Resident」が「住人」「Evil」は「邪悪な」という意味です。
まとめ
洋画はタイトルが日本と違うことも多いので、日本のタイトルをそのまま訳しても伝わらない、ということがよく起こります。海外で生活する外国人と話をするときには原題を覚えておくことで格段に通じやすくなります。映画好きはもちろん、話題作が日本に来たときには必ず原題をチェックして英会話で使えるようにすることが大切です。
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