ジブリ映画は世界的にも有名ですので、海外の人との会話するにも話しやすいトピックです。
でも英語版のタイトルは意外と知られていません。会話するタイミングになって、あれ?タイトルってどうやって言えば良いのかな?と困ってしまいます。今回はジブリ映画の英語タイトルに関してまとめてみました。
- 1 ジブリは英語で言うとジブリじゃない?
- 2 ジブリ作品のタイトルを英語で言える?
- 3 ジブリ映画の英語タイトル
- 3.1 風の谷のナウシカ 「Nausicaa of the Valley of the Wind」
- 3.2 天空の城ラピュタ「Castle in the sky」
- 3.3 耳をすませば「Whisper Of The Heart 」
- 3.4 火垂るの墓「Grave of the Fireflies」
- 3.5 隣のトトロ 「My Neighbor Totoro」
- 3.6 魔女の宅急便「Kiki’s delivery Service」
- 3.7 おもひでぽろぽろ「Only yesterday」
- 3.8 紅の豚「Porco Rosso」
- 3.9 平成狸合戦ぽんぽこ「Pom Poko」
- 3.10 もののけ姫「Princess Mononoke」
- 3.11 千と千尋の神隠し「Spirited Away」
- 3.12 ハウルの動く城「Howl’s Moving Castle」
- 3.13 猫の恩返し 「The Cat Returns」
- 3.14 ゲド戦記「Tales from Earthsea」
- 3.15 ホーホケキョ となりの山田くん「My neighbors the Yamadas」
- 3.16 崖の上のポニョ「Ponyo on the Cliff by the Sea」
- 3.17 借りぐらしのアリエッティ「Arrietty」
- 3.18 コクリコ坂から「From Up on Poppy Hill」
- 3.19 風立ちぬ「The Wind Rises」
- 4 ジブリ作品は英語の勉強にもおすすめ!
- 5 まとめ
ジブリは英語で言うとジブリじゃない?
私たちはジブリと呼んでいますが、外国だとそう呼ばない人も多いです。ジブリは「Ghibli」と書くため、発音としては「ギブリ」というような読み方になります。そのため「スタジオ・ギブリ」と呼ぶ人が多いのです。実際、私がカナダにワーホリに行っていた時は、「ジブリ」でなく、「ギブリ」という発音で話す人が多かったです。
外国人でも日本の文化に詳しい人は「ジブリ」と呼んでいましたが、英語で話すとき、ジブリで通じなかったときは「ギブリ」と発音してみると良いでしょう。それでも通じなかったら、宮崎駿さんの名前を出せば、まず通じます。
ジブリ作品のタイトルを英語で言える?
ジブリって、作品のタイトルは基本日本語ですよね。でも海外で放映される際は、当然ではありますが英語用のタイトルがあるんです。そのためネイティブと会話をしようとする時には、この映画のタイトルを覚えておかないとなかなか厄介です。
ジブリが好きだよって、せっかく共通の話題を見つけても、英語のタイトルがわからないと、相手がどの作品の話をしているのか、結局わからなかったということが起こります。
こちらが話をする時も同様で、英語でのタイトルがわからないと、相手に伝えるのに一苦労です。ジブリは比較的直訳っぽいタイトルを付けているのですが、それでもなかなか伝わりません。
昔、紅の豚を伝えるために「Red pig」なんて言ってみたことがあるのですが、やはりそれだけだと、理解してもらえませんでした。(ジブリはイノシシや豚がよく出てきますしね。)作品数が多いですから、全部の作品を見てない人も多いため、タイトルをきちんと言わないとなかなかわかってもらえません。
詳しい人は登場人物の名前を言えば理解してくれますが、登場人物の名前も、微妙に英語版だと改変されてたりするので要注意です。カナダでジブリの英語版が映画館で上映されていたことがあり、その時に「借りぐらしのアリエッティ」を観たのですが、登場人物の名前が全然違っていたことを覚えています。名前が違う!ってことしか正直覚えてないのですが、すごくびっくりしました。
そんなわけで、映画の話を英語でするって意外に難しいのです。ただせっかく日本が世界に誇る文化ですので、ジブリ映画の英語タイトルをしっかりと覚えて、会話で出せるようにしましょう。タイトルが出ちゃえば会話は自然と盛り上がりましす。そんなわけで主な、ジブリの映画の英語タイトルをまとめてみました。
ジブリ映画の英語タイトル
ここからはジブリ作品の英語タイトルをまとめています。直訳表現も多いですが、いくつか日本語タイトルと違うものがあるので、しっかりと押さえておくことが大切です。
風の谷のナウシカ 「Nausicaa of the Valley of the Wind」
これはナウシカで通じますね。比較的直訳で通じる表現になっています。
天空の城ラピュタ「Castle in the sky」
これもラピュタがタイトルに出てこないですね。ジブリに詳しくない人だと、ラピュタと伝えてもわかってもらえないことがありました。
耳をすませば「Whisper Of The Heart 」
この間、この映画について伝えたい人が「ear!」 「hear!」と連発しながら、必死に伝えていたのですが、全然伝わっていませんでした。日本語とタイトルが違うのでやむなしですが、こういうことがあるので、英語を話す時は、英語のタイトルを覚えておいたほうが良いですね。
火垂るの墓「Grave of the Fireflies」
「Grave」がお墓、「Fireflies」がホタルです。
隣のトトロ 「My Neighbor Totoro」
「Neighbor」は隣人という意味ですね。
魔女の宅急便「Kiki’s delivery Service」
魔女というワードは出さないで、キキを前面に押し出しています。ちなみに魔女だと「witch」という単語があります。
おもひでぽろぽろ「Only yesterday」
カーペンターズにも同名の歌があります。「ほんの昨日のこと」というような訳です。たくさんのことが、つい昨日のように思い出されるというようなことを伝えたいのですかね。
紅の豚「Porco Rosso」
そのまま主人公の名前がタイトルになっています。ちなみにこれはイタリア語で、「Porco」が豚で「Rosso」が赤いと言う意味です。
平成狸合戦ぽんぽこ「Pom Poko」
そのままですね笑
もののけ姫「Princess Mononoke」
これは「Mononoke」というと結構通じます。
千と千尋の神隠し「Spirited Away」
神隠しという表現は難しいですが、「Spirited Away」としているようです。「spirit」は「さらう」とか「精神」というような意味があるので、これを使っているのですかね。映画が有名なので、神隠しというとこの単語が当てはまるようです。
ハウルの動く城「Howl’s Moving Castle」
これも結構そのまんまだなと思います。
猫の恩返し 「The Cat Returns」
猫が戻ってくるというタイトルなのですね。
ゲド戦記「Tales from Earthsea」
「Earthsea」は基にした小説の原題となります。
ホーホケキョ となりの山田くん「My neighbors the Yamadas」
この「the +苗字s」で「××家」という意味になります。隣の山田家という訳ですね。
崖の上のポニョ「Ponyo on the Cliff by the Sea」
「by」は「~のそば」というニュアンスがありますので、海のそばの崖の上のポニョという訳になるかと思います。確かに海辺の街の話ですしね。
借りぐらしのアリエッティ「Arrietty」
主人公の名前だけのパターンですね。
コクリコ坂から「From Up on Poppy Hill」
「poppy」って何だろうと思って調べたところ、植物のヒナゲシでした。コクリコはフランス語でヒナゲシを意味するとのことでしたので、コクリコを訳しているのですね。
風立ちぬ「The Wind Rises」
「rise」は「上昇する」というような意味です。
ジブリ作品は英語の勉強にもおすすめ!
こうしてみるとたくさんありますね。ちなみにジブリは英語の勉強におすすめです。日常会話で沿った英語ですし、小さな子供も見てもわかるようにシンプルで綺麗な英語を使うので、非常に聞き取りやすいのです。
話の内容も私たちには馴染みがあるため、会話の内容と、英語で使われる表現なんかも照らし合わせやすく、学習教材としては本当に人気があります。リスニングの勉強や、シャドウイングなどに使いやすいです。
DVDは北米版とリージョンコードが違うので、日本のプレーヤーでは再生はできないので注意です。
ただブルーレイディスクであれば日本と北米版のリージョンコードは同じなので、日本のブルーレイディスクプレーヤーでも再生できます。北米版を手に入れる際には、ブルーレイの購入をするようにしましょう。
まとめ
英語を話す時に、ジブリのタイトルを英語ですっと言えると本当にかっこいいなと思います。比較的直訳で当て込んでいるタイトルも多いですが、知っていないと、伝えるのが難しいタイトルもありますので、ぜひ覚えて使ってみてください。