英語は大人になってからでも、必ず話せるようになります。ただ効率良く上達させるために、これからの英会話の学習において、必ず気をつけてほしいことがあります。ポイントを押さえずに会話の練習をして、努力が無駄にならないよう、今回は、これから英会話を始める人のために上達するための学習ポイントをまとめてみました。
会話を自分から進める気持ちを持つ!
当然ですが、とにかく自分から話すことが大切です。黙って聞いているだけでは上達はしません。
英会話を始めると学校の授業とは教え方などが大きく違います。座って聞いていればよかった授業からどんどん自身で会話をしていかなければいけません。先生の教え方に戸惑うこともあるかと思います。でも負けずにどんどん話して、自分がなるべくたくさんの時間を話すようにしてください。
むしろ先生がたくさん話す授業は、授業の内容としては良くないくらいです。英語はおしゃべりな性格である人ほど早く上達する、ということが言われるくらいですので、恥ずかしがらずにガンガン話をしていくことが大切です。
教え方にこだわりすぎない!
また先生がどう教えるかにあまりこだわりを持ち過ぎても良くありません。ホスピタリティの感覚が日本人とは違うので、先生によっては、解説が丁寧でなかったり、英語のスペルを書き間違えたり、など、細かいことが気になることもあるかもしれません。
ただ、実際の会話では、丁寧に優しく話してくれる人の方が少数派です。もちろん嫌なことは我慢する必要なありませんが、先生のキャラや教え方に合わせてあげる、くらいの気持ちで臨むことが大事です。
できるだけ数多くの人と話す!
英語はたくさんの人と話せば話すほど上達をしていきます。ですので出身国、性別、年齢、キャラクターなど、できるだけ多様な人と話すことが大切です。というのも、人によって使う言葉や、話すスピード、声の高さなどが全然違いますので、色々な英語を聞き、できるだけ多く種類の英語経験値を得るようにしてください。
非常にくだけた話し方をする人もいれば、硬い言葉を使う人など色々います。男性は聞き取りやすいが、女性の声の高さだと聞き取りが苦手など、人によって得意不得意なエリアは必ずあります。同じ人とばかり話しても上達の幅が狭まってしまいますので、バランス良くいろいろな人と話して、上達することが大切です。
日本語発音は捨てる!
練習するにあたって、日本語発音は捨て、少しでもネイティブの発音の真似をして話すことを心がけましょう。英会話をしていると、文章を作るのに気を取られ、自分の発音はどうしても後回しにしてしまいがちです。
英会話レッスンなどを見ていても、日本人はネイティブのように発音するのに抵抗がある人が多いようです。
中学校などで、みんなの前でネイティブっぽく発音したりすると馬鹿にされたりするので、もしかしたらそういうところの影響もあるのかもしれません。ただ、実際に話すことになったら、日本語訛り全開の英語を話す方が、聞いてて恥ずかしいのですけどね。日本の英語教育だと喋る機会が少ないため、しょうがないっちゃしょうがないのですが。
とにかく発音に関しては、恥ずかしがらないで、英語を話す以上先生の話し方をとにかく真似てください。間違っていてもいいので、とにかくそれっぽく発音することが大切です。
というのも、英語は日本語発音で話すと、とにかく自分の言っていることが通じにくいです。せっかく文章が作れるようになっても、発音がダメだと、それまでの努力が活かせません。発音は学習の最初のうちから練習をすることが大切です。
文法より自然な英語を優先する!
英語を話すにあたり、文法のルールは所詮ガイドラインでしかないことを心得ておきましょう。
私たちは中学、高校と徹底して文法学習をしているので、文法が絶対的なルールだと思ってしまいます。ただ文法はあくまで、原則としてはこういうルールですよ、というものでしかありません。
会話の文章としては不自然な言い方になってしまうことも多く、ネイティブが文法通りに話していないことも多いです。
逆に文法的に正しくても、ネイティブから文章としておかしいと言われたら、それは不正解である可能性が高いことも覚えておきましょう。口語表現として正しいものを使えるようにしておかないと意味がありません。日本語も会話では綺麗な文法通りに話していないですよね。
良くネイティブから学校で習ったことと違うことを教えられた!という人がいますが、それは口語としての自然な表現を習ったのだなと思っておくと良いでしょう。
定期的に使う!
一度学習を始めたら、定期的に使う機会を作ることが大切です。
英語のレッスンでも、しっかりと予習をして次の学習の準備ができるまで、授業を受けたがらない人がいますが、これはオススメしません。上達に時間がかかってしまいますし、会話の力が伸ばしにくいです。習うより慣れよ、の精神が英会話の練習には当てはまります。どんどん話してどんどん経験値を積むということが大切です。
まとめ
今回はこれから英会話の練習をする際に、効果的に上達するための学習ポイントをまとめました。上達のためには、あまり小さなことにはこだわり過ぎず、チャレンジする環境を受け入れることが大切です。学習のポイントを抑えてしっかりと上達していきましょう。